7.5はBarberの命

KOUHOシザーズは主に美容師さんと理容師さんに
多くの鋏を使っていただいてます。基本、
「人の髪を切る」という点は共通しているので
大差はないのですが、
いくつかの違いがあります。

まずは直鋏(じかばさみ)といわれる鋏。
こちらは理容師さん特有の鋏で、美容師さんには
あまり馴染みのないシザーズです。
弊社でもオリジナルで造らせていただいてます。

次に鋏のサイズ。
6インチがメインのシザーという美容師さんは
多いとおもいますが、理容師さんは6インチを
「ミニ」とよばれてて、
刈り込みの7~7.5インチをメインにされてる方が多いです。
そしてこのメインこそ理容師さんの個性が光る、
こだわりの道具でもあります。



今回は7.5インチの鋏を
DURベースで造らせていただきました。

初めての鋏選びの理容師さんだったのですが
ごいっしょに、



スキ(セニング)とミニ(6インチ)もオーダーいただきました。

まずは基本の3丁ということで!

その後
・50%落とせるセニング
・ジカ(直鋏)
・ソギ(柳刃)
とラインナップを増やされていく方が多いです。

すでに愛用いただいてる先輩の理容師さん2名
のオリジナルのメイン鋏も



ごいっしょに撮らせていただきました。

3丁とも違った個性がでています!

真新しいハサミもいいですが、
使いこまれた職人のはさみも
これまた素敵でございます。

自然のめぐみのチューニング

数回の研ぎではそんなにかんじませんが、
長年使って
研ぎを重ねてるうちに
どうしても短く・細く・薄くなっていきます。



左・現行の6.5インチシザーズ
右・約20年愛用の6.5インチシザーズ

ここまできますと
チョップカットやブラントカット時に
刃の先端のパワーのなさをかんじたり、
ワンレングスをバシッ!とは
なかなか難しくなります。

新しいシザーズを購入後は、

「いままでお疲れさまでした。
 ありがとう。
 さようなら」

 いや、お待ちを!

長さだけでなく、
刃の薄さも生かした
新しい用途で活躍していただけます。

お子様やご高齢の方のカットであったり、
顔周りや耳周りや襟足などの使い勝手向上や、
インナーセニングやエフィラージュ的な使い方であったり、
はたまたメンズのフェードカットの細かい部分の
仕上げなど千差万別です。

板前さんの包丁も
研ぐたびに短くなっていきます。
それによって使われる用途を変えていくといいます。

古くなったはさみも
あなた色の使い方で
これからも活躍させてくださいね。

アニバーサリーピンクゴールド

きれいなピンクゴールド加工のセニングが
完成しました。



今回
お父様からスタイリストデビューされる
お嬢さまへプレゼントされる
という依頼をいただきました。

ご本人様にはそのことはシークレットで、
サンプル品をつくらせていただきます(笑)
みたいなかんじで
はさみを見ていただきました。



ハンドル部分に手彫りの加工を
施し、



ネームの下に
特別に
デビューのお日にちを
刻印させていただきました。

お父様をはじめ、
制作にあたり協力していただいた
オーナー様 店長様 先輩スタイリスト様
本当にありがとうございました!



これからのハッピーな美容師人生も
応援させていただきます!

セニングをそのまま長く

往年の名作(多分・笑)
KGT27SNLの感触や使える用途は
とても気に入っているが、もう少し
長ければなおさらベスト!
というお客さまからのリクエストから
製作にとりかからせていただきました。

KGT27SNLの質感やカット率をそのまま失わないために、
全く同じクシの形状・間隔でそのまま目数(クシの数)を増やして
伸ばすことに!



ぬけ感や刃線のアールなど、
幾多のシミュレーションを重ね、
周到にデータを割り出していき、
35目に決定しました。

そして‥



完成した27SNLロングバージョン



KGT35SNLが
生まれました!

27SNLの利点をそのまま踏襲しつつ、
かつ一度で多くのパネルをとらえることができるようになりました。



些細なフィーリングでも、
メインのカットシザーズより繊細さが出てしまう、
という場合が多いセニング。

サロンワークを充実させるためにも、
ぜひぜひ光邦セニングの使い心地を
いちど体感してみてくださいませ!!

オリジナル片剣刃ゴールドシザーズ


とても綺麗な金色のはさみが出来上がってまいりました。

「先生(オーナー様)が使っているシザーと、同じタイプのを!」

とオーダーいただいたのですが、
そのシザーズは生産終了したモデルで、
はさみを作った職人も当時とは
代わっており、100パーセント全く同じには
作られませんでしたが、ひとつひとつ丹念な
手作業ですすめさせていただきました。


出来上がってきたシザーズです。

ゴールド加工前にチェックしていただき、
限りなく理想に近づけるように、
ここから磨きの修正を重ねてまいりました。

そして磨いては確認していただき、
また磨き‥というのを何度かさせていただいたのち、
最後にゴールドの加工をして
完成しました。


刃は剣刃でも髪にやさしく、かつ長持ちのする形状の剣の比率で!


グリップ(ハンドル)は薄めで指を入れたときに
斜めにあたり・滑らずひっかかるかんじで!


鋏は単なる髪を切る道具だけではなく、
それまでの思い出や感動もたくさんつまっています。
そして愛用していただき、切られた方を幸せにする、
これからの新たな物語(ストーリー)も
全力で応援させていただきたい気持ちでございます。

超ビッグ(BIG)なシザーズ

今回は、ビッグでロングな8.5インチのシザーズ誕生のおはなしを!



ご依頼をうけてから、綿密に設計を練りながら、
作業をすすめていきました。


コームを持ち替えずに片手でコームとシザーを持って
カットされるお客様でしたので、
指穴は大きく・柄も長めをチョイス。
このカット法、フレンチカットとも呼ばれ、
イマイさんやジャックデサンジュさんやブランコさんやTONI&GUYさん
ご出身の方もよくされるオーダーです。


そして



予定通り8.5インチのシザーズが完成しました。


過去に7.5や750とついた型番のモデルでも、
実寸は7.5インチに満たなかったりしたのですが、
今回はぴったり8.5インチでつくらせていただきました。



刃は武生特殊鋼材製のコバルト添付VG10で、
ハンドル側は現行のラインナップにはないオリジナルのパーツ、
というマッチングもキマっています!





一見、普通のメガネタイプのシザーズに見えますが



ミスタースタンダードKX60と並べて見ると、
迫力あります!

先端つめ&細身加工

当初はこのバランス・形状でよかったが、
後から刃を細くしたり、短くしたりできるの?

ぜんぜんだいじょうぶです。



こちらは鮮やかな光沢のダイヤモンドライクカーボン加工の
ARX60DLC
でございましたが、

よく見ると刃の部分が短くなっています。




まずは、先端つめで短くした後、

細身加工をほどこしました。



DLC加工の風合いも、ほぼそのまま保ち、
きれいに仕上がっています。




並べて見ますと

上:今回カスタムしていただいたシザーズ
下:従来のARX60-DLC


見事、ARX57-DLC
のように生まれ変わりました。




長年愛用いただいているうちに、
使われる用途が変わったり、修正したいポイントが
出てきたりする時もあるかもしれません。
そのような時でも是非、いろいろご意見を聞かせてくださいませ!

お悩み解決のお手伝いをさせていただきます!

お好きな組み合わせで

刃はこれでベスト・決まり!なんだけど、
好みのハンドル(柄)が通常のラインナップになくて‥

ぜんぜんだいじょうぶです!



WZT30RE

一世を風靡したV溝型スタンダードセニングKGT30REの刃に、
手にやさしいロングセラーWZのハンドルとの組み合わせです。



今は段になっているSNLタイプのクシ刃が主流ですが
「切った時の感触がV溝のほうがいい、しっかり毛量調整してる感がある」
ということで、REタイプの刃をメインセニングとして使われている方もおられます。

ロゴの刻印は WZT30RE。
希少です。美しいシルエットに仕上がりました。



今回のようなパーツとパーツの組み合わせは、いちから作らせていただくフルオーダーに比べて価格もリーズナブルで、かなりのパターンの組み合わせが可能でございますので、「カタログにないから」と諦めるまえにぜひご相談をお待ちしております。

小指かけのチェンジ


「ハンドルはメガネタイプがいいが小指かけはネジ式ではなく 固定式のほうがいい」という方はおられませんか。 だいじょうぶです。 小指かけのみの変更も出来ちゃいます。

こちらはカット率が少なめで人気のKGT28NL。
カスタム後



小指かけの部分だけですが見た目の印象も少し変わりました。 (リングの色も変わっていますがこれはお好きな時に簡単にいつでも替える事ができます!) 固定式の小指かけのほうがしっかりと小指部分がのりますので、 より安定したホールド感が得られます。

ただこればかりは使われる方の好みで、 ネジ式の小指かけのほうがゆとりがあっていい、という人もいれば、 小指かけ自体を全く無くして使われる人もおられます。

ちなみにこの固定式小指かけカスタム、ミリ単位でオーダーでき、長さも変幻自在です。

今回はネジ式→固定式に

でしたが

固定式→ネジ式に

するのももちろん可能です。

自分にあった小指かけの形状・長さを探してみるのも楽しいかもしれません。

刈り上げ仕様

ロングセラーモデルのWZ



「刈り上げ専用で使いたい」という事でカスタムさせていただきました。 女性のお客様で長いハサミは苦手とお聞きしたので長さは6インチをチョイス。 そして、ハンドルの角度を13度下げました。



ハンドルの角度を下げることによって、親指~手首のひねりが軽減され、 安定感が増します。 この角度、親指をのせるだけで固定されたかんじになり刈り上げには非常に向いていますが、 逆に向かない技法もあります。

今回は、刈り上げ専用ということと、 同じく今まで使われていた刈り上げ専用シザーが同じ角度でしたので、 この角度にさせていただきました。

あと刃の形状を、ハマグリ刃→段刃にさせていただきました。 段刃はメインで使われるチョップカットやドライカット時には不向きですが、 しっかりと毛をとらえてくれます。



左:カスタム後のWZ60  右:通常WZ60

そしてご使用後、数か月経過しましたので今回、 研ぎと同時に、刃の角度も少し調整させていただきました。



今回は、 すでにメインのハマグリ刃シザーはお持ちで、 刈り上げに特化したものをというご要望でしたので、 厚めのパネル・硬い毛でも、刃先の力が負けないという点に重点をおいて、 チューニングさせていただきましたが、 使われる用途によって、 メリット・デメリットが大きく違ってまいりますので、 ご相談・ご要望がございます時は、いつでもお待ちしております!

ゴールドのはさみ

ゴールド加工のはさみが出来上がりました。

ARX60DURです

そしてARX65DUR
音ありヒットポイントも 見事ゴールドに染まっています


チタンコーティングになるのですが、新品の状態のハサミにでしたらどのハサミにでも加工させていただけます。

こちらは現在使われているお客様の大切なハサミを少しお借りして 写真を撮らせていただきました。



光邦のゴールド加工はイエローゴールドに近い配色だと思いますが、
光やライトの当たり具合によっていろいろな色合いが楽しめて、
また独特の光沢感がとても鮮やかです。

黄金(金・ゴールド)は西欧では永遠を意味するそうです。 古代ローマでは、黄金は繁栄の象徴とされていました。



金のはさみは使っている人だけでなく、きっと切られているお客様にも幸せを運んでいる。 そんなアイテムなんだとおもいます。


0