オイルの疑問」カテゴリーアーカイブ

オイルで汚れをながす!?

こんにちは

いつもはさみを愛用していただきまして
ありがとうございます。

今回もオイルに関する
疑問シリーズでございますが、

あるお客様のシザーを
見させていただくと
刃の根元から触点・ネジ周りに至るまで
オイルでベタベタの状態でした。

詰まった毛はオイルを注いで
流してきれいにする
と教わったそうです。

長年、多くの鋏を分解して
言えることは、

  オイルで中に入り込んだ
  細かい毛までは取り除けません。

 逆に、オイルを注している方ほど
    
    オイルによって中で毛が
    固まった状態で付着してしまって
    います。

オイルを垂らしただけでは、
細かい内部の構造になっている鋏には
逆効果のことが多々あります。

定期的にメンテナンスに出していただいていたら、
分解はしなくてOKです!

どうしてもネジ周りが気になった時は、
鋏によって造りや仕組みの違いがございますので、
あなたの担当のはさみアドバイザーに
相談してみたらいいとおもいます。

ありがとうございました。
またハサミの世界でお逢いしましょう。

シザーのオイルをさすの いつ!?

こんばんは

いつもはさみを愛用していただきまして
誠にありがとうございます。

「ハサミにオイルはどれくらいの頻度で注せばよいか?」

という質問をいただく事があるのですが

うちのシザーに限って言わせていただくと
基本的には必要ありません

「あくまで応急で、もしくは違和感をかんじた時のみ」
と答えさせていただいてます。

毎日こまめに注して下さいというメーカーさんや、
全く注さなくてもいいというハサミがあったり

これはハサミの構造自体が、各社またはモデルによって様々なので、
どちらが良いかは一概には言えませんので、
そのメーカーの担当の人に聞くのが一番だと思います。

かえり刃が出てる時に、開閉時の違和感が出るのが
いちばん多いパターン(正しい拭き方をマスターすれば解消されます!)
だとおもいますが、
それ以前にハサミ自体のつくりやかみ合わせ(触点部分または、おがみ・ひねり・裏すき等)
が問題の時もあります。

 当ショップの持論から言わせていただくと、
全くオイルを必要としないハサミが一番理想
だと思います。

食べ物に例えるなら、ハンバーグやサラダが大量のソースや
ドレッシングによって、そのもの本来の美味しさが
かき消されているのと似ているかんじです。

なにも加えなくても 素材そのものが美味しいのがやっぱりベストです。

光邦シザーズも そういった鋏造りを心がけ なにもつけなくても
なめらかな開閉感がより持続する鋏を これからも妥協することなく
日々、研究・技術向上に励んで開発していく所存でございます。

こまかい疑問点がございましたら
いつでもまたご質問をお待ちしております。
 愛用していただいているあなたに合った
ベストな方法をアドバイスさせていただきます。

それでは、またハサミの世界でお逢いしましょう。