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セニング探究部 失敗しないハサミ選び 未分類

失敗しないセニング選び ~甘い言葉の誘惑~

おはようございます。

いつも鋏をお使いいただきまして
誠にありがとうございます。

本年度もいよいよ大詰めでございますが、
今年、多かったご相談といいますか、
お悩みで、

「他で買ったセニングの
毛の落とせる量(カット率)
が少なすぎてこまっている。」

交換や返品にも応じてもらえなかったり、
または、なんだか言いづらいため
当社に相談・新たに買い求めにこられた、
という方が結構おられました。

なぜそのような失敗をしたのか‥

 

原因は

・切れてる感じがしない
・やわらかい
・スムーズにぬける

など毛量調整を二の次にした
セールストークを鵜呑みにして
買われてた人が殆んどでした。

セニングの基本は
毛量調整です。

その後にシザーで
質感をなじませ、整えていくと
全く問題ありません。

少ない量のセニングでも
入れる回数をいれたら問題ないと
おもわれるかもしれませんが、
セニングの場合、入れすぎると、
逆にまとまりが悪くなりシルエットも崩れ、
毛が一本一本プツプツ飛び出したり、
パサつき感が出たりと、
おすすめできません。

 

ここでひとつ
職人の立場から
やわらかい
ということ関して
言わせていただきますと、

セニングのクシ刃を
グラインダーでバフ研磨すると
切れてる感触がどんどん
ソフトになっていきます。
が、この方法だと
同時にカット率も減っていきます。
つまりカット率が少ないのは、
切れてる感をなくすため、
クシ刃を多めに磨きすぎた結果です。

この傾向は
階段状の形状のクシで、
目数が粗い(少ない)ほど、
顕著に表れます。

当社では
スタンダードな

KGT27SST


ART27SST
そして

ソフトなんだけど
普通に落とせる
ハイエンドクラスの

KGT33SNL DUR


ART33SNL DUR

以上4丁と

ZACC ヘブンス DaB
サロンモデルセニングも
おすすめです。

なおカット率の少なめのセニングは、
前髪・仕上げ・ニュアンスをつけたり、
ディティールの質感出し等、
セカンド(2つ目)の
セニングとして最適です。

まずメインセニングは
カット率には気をつけて!

「やわらかく・なじみがいいものが
いいんだけど、なおかつ
そこそこ落とせて。」

とオーダーするのも
いいかもしれません。

ありがとうございました。
またハサミの世界でお逢いしましょう。